【ネット】あたしブログ

ITmedia ねとらぼから。
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Webページの文章を、いま話題沸騰中の『あたし彼女』ふうの文章に変換してくれるジェネレータというかコンバータというか。
いっぺん試してみれば、その脱力ぐあいと、オリジナルの雰囲気の再現ぐあいに、思わずそのままタブを閉じたくなること間違いなし。


こういうネタを書いて、オリジナルに触れないのもなんなので。
全文が公開されているので、「ケータイ小説(笑)」と偏見を持ってるひともそうでないひとも、なにかコメントをするつもりなら、読んでおいたほうがいいと思う。
プロローグ>1章くらいまででもいいから。


意外なことに。
これはこれで、アリだと感じてしまった。
1章までしか読んでいないので、内容についての判断はしないけれど。
これを書いたひとは、すくなくとも、言葉を繋げることで発生する意味をちゃんと理解していると感じた。
単語がただ並べられているだけのように見えるけど、選ぶ言葉も順番もテンポも、そのデザインは考え抜かれている、ような気がする。


/.J2ちゃんねる(まとめ)のコメントなんかをぱらぱら読んでみると、「ケータイ小説(笑)」とバカにしていたようなひとのなかでも、なにかを感じたひとが、割合は少ないけど、いるみたいで。


選ばれた、ってことは、やっぱりなにか、それだけの力があったんだろうな、と思わんでもない。

「却下だ」

「うわ、ヒド。まだ本編を読んでないじゃないですか」

「あのな。俺は、今回は『学園モノ』特集でいくって言ったよな? なんで、1ページ目から、なんとか館の見取り図が出てくるんだ。しかも次のページに出てくる登場人物、ほとんど中年じゃないか」

「あー。‥‥秘密デスヨ? それ、トリックなんですよ」

「意味わからん。なんだ、『学園内でミステリ演劇をやっていました』『上演中に裏方が何者かに殺されました』『犯人は役者の誰かです』『館のセットと配役に隠されたトリックを暴け』とかそういう話か?」

「‥‥こっそり読みましたネ?」

「読んでない。却下した。というかそれで当たってるのかよ」