【コンピュータ】会話できる人工知能

人間性を競うローブナー賞、今年も開催 | スラド デベロッパー
ローブナー賞の決勝、チューリングテストをクリアしそうなロボットが出現 | スラド IT

詳しいことは、上のリンク先を見てもらうとして。
ものすごく簡単にいえば、人工知能を作って人間とチャットさせて、相手の人間に「コンピュータと会話してる」と思わせなかった人工知能が優勝、という大会が開催されている、ってお話。
で、今年の大会では、人間と区別がつかないレベルでの会話が可能なものが登場している、らしい。


「人間かコンピューターか」の判定は、審査員が同時に2人(実際には一方が人間、もう一方がAIだが、審査員にはどちらがどちらかわからない)とチャットをして見分ける、要はチューリングテストの形式をとっていて。
つまりは「知能があるかどうか」というよりは「会話ができるかどうか」のテストではあるのだけれど。
今回の最優秀AIは、審査員のうち25%が、最後までコンピュータだと見抜けなかったらしい。


つまり、75%は、見抜くことができたってことなんだけど。
25%を最後まで騙しきったってことは、そう簡単にボロを出すような不自然さはなかったってことなんだろうし。
ちょっと考えてみると、「どうしてコンピュータだと気づけたか」って部分が、気になるところではある。

「挨拶する自動販売機って、あるじゃん。『おはようございます』とか『ありがとうございました』とか『今日もがんばってください』とか。なんであれ、わかりやすい合成音声なんだろうね。内容が固定なら、普通に人間の声でもいいだろうに」

「んー、たぶん。そっちのほうが、安心するからじゃない?」