【セキュリティ】セキュリティ対策ソフトの季節
Kaspersky 2009シリーズ発表、検知エンジンを刷新して高速化
「ウイルスバスター2009」にキーロガー対策 メモリ使用量削減 - ITmedia NEWS
同じ日にニュースになっていたので、せっかくだし。
Norton先生は、ちょっと前にベータが出たみたい。とりあえず、ひとつぺたり。
確かに軽かった「ノートン2009」、ベータ版レビュー
個人的に興味をひかれたのは、Kasperskyとウイルスバスターがそれぞれ、違う形で、キーロガー対策を実装しているところ。
Kasperskyは専用のソフトウェアキーボードを提供し、ウイルスバスターはキー入力そのものをバイパス・暗号化。
Kaspersky形式だと画面キャプチャも同時に行うようなキーロガーにはちょっと弱そうだし、ウイルスバスター形式だと深いレベルからキーストロークをキャプチャするようなものに対抗できるのかどうか。
実際どうなのかは、出ないとわからないし、出てからもわかるかどうか難しいところだけど。
検知・ブロック・駆除だけじゃなく、被害を未然に防ぐことが、こういったセキュリティスイートでは重要視されていく流れは、疑いようがないってことだろう。
だからさ。こういうものは、9を重ねていくものなんだよ。
なにも対策していなければ、攻撃を防げる確率は0%。
セキュリティ対策の製品を入れるだけでも、90%になる。
使うときに注意して、ワンクリやフィッシングに引っかからないように、常に気を使っていれば、99%。
さらに、アンチスパイウェア系のソフトを入れて耐性のある環境を作れば99.9%。
もう一歩踏み込んで、常時スクリプトなんかをオフにしておくことで、99.99%。
もちろん、攻撃が実害に結びつく確率や、実害があった場合の被害の大きさを考慮すれば、そこまでの対策は必要ないかもしれない。
だけどな。パラノイアみたいだって言いたくなる気持ちはわからんでもないが。
見せる隙は、できるだけ少ないほうが、この世界は生きやすいかもしれないぞ?