【ネット】『”ネット”と上手く付き合うために』
いまの時点での、その規模と知名度と活動実績に対して、なんかやたらと『敵』が多い印象を受けるMIAUの、お話。
「勝手にユーザー代表を名乗るのはけしからん」とか「なにがやりたいか見えないから気持ち悪い」とか言う気持ちは、わからないでもないけど。
一部のひとだけが動向を注視し、そのなかのさらに一部のひとが期待を寄せているような、まだその程度の団体だろうに、ネガティブな話をしたがるひとが多いのは、どうしてなんだろうねぇ。
まぁそれだけ、MIAUが目指そうとしている形、『インターネットユーザーの声を代弁する団体としてあるべき姿』にかける期待が大きいということなのかな。(あるいは、その立場そのものにかかる権益への期待、とか言うと陰謀論か?)
いや、そんなドロドロな話はどうでもいい。
今日のネタは、そのMIAUが、「インターネットの教科書」の第一号を作ってみたってお話。
MIAUが“ネットの教科書”冒頭部公開 CCライセンスで - ITmedia NEWS
直接のPDFのリンクは、こっち→“ネット”と上手く付き合うために (Version 1.0)
正直、内容はよくできてると思う。
はじめて、インターネット(ケータイ)の世界にふれたひとにこそ知ってほしいことが、わかりやすくまとまっているかんじ。
「自称中級者がいちばんタチが悪い」とはよく言われることだけど、そんな「中級者」になる前に一度でも読んでおくと、誰にとっても幸せなことになるかもしれない。
とはいえ。この冊子で、何よりも語らずにはいられないところは、メールを打つ擬音が『めるめるめる』なことだと思う。
あ? ウチの、ネット教育方法? だめだめ、他人様に薦められるようなもんじゃないよ。
ったく、しゃーないなぁ。言うけど、ほんとに、紹介できるようなもんじゃないからな。
基本は自由。ただし、監視ツールだけは仕込んでおく。URLモニタとか、キーロガーとかな。
ただし、原則的には放置。エロもアリだ。どうせ、ダメと言ったって見る。そんで、ちょっとヤバいくらいまでなら見守る。
それは犯罪だとか、これ以上進むとリアルの危険がある、って場合に、注意だ。
これも、はっきり言うんじゃない。
メシなんかのときに、それとなく、匂わすんだ。それと同時に、『俺はなんでも知っているんだ』と思わせるようにする。実際に知ってるんだけどな。
高校を出るくらいには、さすがに、タネに気づいてたみたいだが、そのトシになったら、いいかげん、自己責任だ。
どうだ? まったく参考にならんだろう。