【ネット】新・ビックリマン‥‥?

「ビックリマン」新シリーズ、YouTubeで配信 - ITmedia NEWS
えぇ、一瞬、どころじゃなく目を疑ったともさ。
とりあえず、公式はこれ。
ビックリマンキッズ : ニャンダー


先にアニメのほうをWebで展開してから、ちょっと後にチョコを売り出すつもりらしい。
そんなわけで、公式にYoutubeに提供している第一話が、コレ。
YouTube - ビックリマンキッズ テーマファイターニャンダー#1「うさボクサー」

うむぅ、キャラクターの記号やらなんやらが、狙いすぎな気もするんだよなぁ。

キャラクターは、ロッテとDNP美大生などと協力してデザインした。「従来のビックリマンとは一線を画し、不安定な現代社会を生きる小学生に向けた癒し系キャラクターを誕生させた」という。

とのことだけど、こんなもんか、としか言いようがないかな。
ターゲットの小学生層に、どう受け止められるか、だけど‥‥
ちなみに、いちばん笑ったのは、EDテーマの作詞。「反後四郎」って、初代シールの開発者じゃないか!


ものすごくマイナーな話になるけれど、「普通の」ビックリマンも、まだ展開は続いていたりする。
現在は、『ひかり伝』とかいうシリーズが進行中。
時代的には、最初のビックリマン世界における、神話の時代(のはず)。
そのストーリーは、ビックリマン超通史さんのひかり伝源層紀に書かれているんだけど‥‥
コレ、「読んだらストーリーがわかる」とは、とても言えない。
『初代』から、『新』、『スーパー』、さらにそれ以降も続いていた各シリーズの謎やら伏線やら歴史やら、ものすごい量の設定が裏に存在し、それらを押さえておかないと、ちゃんと理解できるもんじゃない。
えぇ、つまり、なんだ。
初代や『新』のときからずっと追い続けている古くからのファン(ぶっちゃけ言えば「大きなお友達」)だけを対称にしている、と言われても仕方のない状況なわけで。

いま、本当に「子どものための」ビックリマンを作るとしたら、こんなふうに、完全にリセットするしかなかったのかもしれない。
それはそれとして、広げた風呂敷を畳まないと、それはそれで、「ファン」が激怒しそうだけど。


ちなみに、豆知識。

スーパービックリマン』がシール、アニメ、コミックで展開していた裏で、初代から続くビックリマンシリーズもシールだけは出し続けていて。
そのあたりの、ほとんど誰も知らないような時代のシールだと、専門店の買取価格が1枚1000円を越すものがザラにある。
具体的にはこのあたり
実はあちこちに、眠っているお宝、あるんじゃないかなぁ。

「ロッチ、か」

「先輩、『ロッテ』ですよ。メガネ変えたほうがよくないですか?」

「ああ、そうか、キミ、ロッチを知らない世代か」

「なんですかそれ」

ビックリマンで、スーパーゼウスって、わかるか?」

「それくらいなら」

「ロッチのゼウスはな、ヒゲが青かったんだ」