【行政】タバコ自動販売機の話

http://www.asahi.com/business/update/0704/OSK200807040092.html
あと、セキュリティホールmemoに、いろいろ情報がまとまっているので、そちらも。
いやまぁ、タバコ吸わないから、正直どうだっていいんだけどね。


taspoが全国で運用開始されて、大方の予想どおりにあちこちで叩かれまくっているけれど。
さすがに、結論を出すには早急すぎると思う。
とはいえ、想定できるシナリオとして、「当初の目論見どおりtaspo普及」「大して普及せず細々と生きながらえる」「なかったことになる」「対面販売でもtaspo必須に法改正」の4つを挙げたとして。
3年後にどうなっているかのオッズは10:1:2:4くらいじゃないかと思うんだけど、どうだろう。


それはさておき、このニュースは、「なかったことになる」を後押しするかもしれない技術を伝えている。
具体的には、自動販売機にカメラがついていて、購入者の顔によって成人かどうかを判別してしまおうというもの。
雑誌の表紙で買えるとか、むしろ千円札の野口英世で買えたとか立て続けに騒がれたけど、今回、財務省の認定を通ったものは、そのあたりを改良した完全版、らしい。
もちろん、この手の認証に100%はないし、新しい抜け道もあるかもしれないけど、カード一枚貸せば事足りるtaspoよりは安全、かもしれない。

「できれば、新幹線は避けてほしいんだが」

「なんで?」

「タバコを吸えないのがつらい。5時間は、ちょっと耐えられない」

「ふむ。こんな話をしよう」

「なんだ?」

「高校の修学旅行で、移動は新幹線だったんだ」

「あぁ、そうだったな」

「俺は、デッキの入り口にいちばん近い座席にいた」

「うむ」

「当時は、まだデッキでは喫煙可だったからな。入れ替わり立ち替わりに、喫煙者がデッキの中に入っていくんだ」

「だろうな」

「それで、ドアが開くたび、煙がこっちに流れてくるんだよ」

「そりゃあな」

「それも、2,3分に一回だからな。煙たくて煙たくて、車窓を満喫するどころじゃなかったよ」

「ご愁傷様なことで。それで、結論は?」

「こんどは、お前が我慢する番だ」