【スポーツ】Switch-Hitter Meets Switch-Pitcher

珍しく、スポーツ新聞からひっぱってみる。
http://www.sanspo.com/mlb/news/080624/mla0806241130014-n1.htm

アメリカ・マイナーリーグの試合で、世にも珍しいスイッチピッチャーと、スイッチヒッターが出会ったものだから、どちらが有利なポジションをとるかでちょっとした騒動になった、って話。

とりあえず、動画を見つけたので、ぺたりと。
YouTube

動画1:00くらいから、問題の打席が始まる。
どちらも先に決めようとせず、ただ時間が過ぎていって、そのうち監督が出てきて審判と協議して、プレイを再開しても、またしばらくはおっかけっこ。
結局は主審の権限で、先にバッターから決めることになり、最後は三振でピッチャーの勝ち。
詳しい解説はリンク先の記事を読んでもらうのがいいとして。(微妙に長くて、引用したくないし)
ルール上の不備として、「打席が始まったら一度だけ左右を変えられる」とは決まっていたけれど、「打席が始まる前」のことは決まってなかったことがあるらしい。
たしかに野球って、歴史がそれなりにある割には、こういった「条文化されていない上に、判断しづらい」現象がときどき顔を出したりすることがある。
できることは単純ないくつかの動作しかないのに、細かいルールは複雑怪奇だったりして、それでもまだ不十分だっていうんだから、奥の深いゲームと見るか、洗練されていないと見るか、野球が好きか嫌いかで分かれるところなんだろうね。

 そう、野球のルールって、ちゃんと遊ぶために必要なだけでも、かなり複雑なのに。

 気がついたら、本物のルールブックも読んだことがないのに、自然に覚えていた。

 クラブに入っていたわけでもなく、そもそも野球で遊んだって記憶も、ほとんどない。

 それでも、知っていた。

 いまのこどもたちも、野球で遊ぶのだろうか。誰かから教わらなくても、自然に覚えていくのだろうか。

 そういうことを考えてしまうのは、きっと、歳をとったからなんだろう。