【技術】てのりぽっぷ

なんか、ちょっと、気になってみた。
http://www.ntt-it.co.jp/press/2008/0609/080609ssj.html

要約すると、天井にカメラとプロジェクタを設置して、部屋の中にいるひとの手のひらにピンポイントで映像を投影できて、しかも手の動きにも追従する、ってシステム。
6/10より販売開始ということで、システムじたいも汎用的な機器と専用ソフトウェアで動作するみたいなので、早ければ今月中には、どこかで目にすることがあるかもしれない。
Interop Tokyo 2008と、ミッドランドスクエア内トヨタショールームでデモンストレーションを行うらしいので、実際に行って体験してみたひとの感想を待ちたいところ。


技術的にはシンプルな考え方なだけに、アイディアによってはいろいろと応用が効きそうで、そういう楽しさもあるかもしれない。
たとえば、カードの絵柄を投影すれば、バーチャルなカードで対戦できるとか‥‥
む、そもそも、手のひらに限定しているのはソフトウェアの仕様なんだから、そこをカスタマイズすればさらに可能性が広がる気も。
こういう、おもしろそうな技術が広まっていくことは、人間にとっての幸せだ。


 『てのひらを太陽にすかしてみれば』、か。

 俺は、最後に歌ったのがいつだったかも思い出せない、懐かしいうたのフレーズに従って、自分の手を光にかざした。

「なにをやってるんだ、お前は」

「俺の手にも、まだ、血は通ってるんだと確認したくてな」