【モノ】ブレーカー自動遮断装置

/.の緊急地震速報ストーリーのコメントから見つけたモノが、今日のネタ。

http://www.aquabellejapan.com/item/bousai/breaker.html

まさに一目瞭然と言わんばかりの、このデザインとコンセプト、素晴らしい。
いつからあるものなのか、最初に商品化したのはどこか、特許は取っているのか、とかいったことは調べていないので、あしからず。
もっとも。
「大きい地震なら、きっとボールが落ちるだろう」って確率の見通しの上に設計されていることも見た目どおりっぽいので。
まったくなにも対策していないよりはだいぶマシ、くらいに思っておくのが、正しいスタンスではあるだろう。


地震といえば。
震度6クラスの地震に、遭遇したことがある。
カタカタと音がして、揺れているってことに気づいて。それでもすぐには、それが大地震なのだと認識できなかった。
ただぼうっとしていたけれど、隣にいたヤツが「早く! 机の下に!」と叫ぶのを聞いて、ようやく動くことができたことを、よく覚えている。
その、隣にいたヤツは神戸出身。あぁ、さすがだな、とただ思った。たぶん、自分も、次があれば、それなりに的確な行動が取れるんだろう。
経験がないと、実はなにもできやしないってことを、実感した。


 某大地震のあとに聞いた話。

 そういう事態にこそ仕事しなければいけない知人が、震源のすぐ近くの町に、泊り込みで派遣されたらしい。

 その日の仕事を終え、現地にテントを張って、夜を明かすことになった。

 大きな地震の直後のこと、当然のように震度5クラスの余震が間断なく襲い掛かる。

 しかもその夜は激しい雨。雨粒は激しくテントを叩き、雷も付近に落ちる。百メートルほど先の海岸では、荒れた波が容赦なく堤防を打ち続ける。

「この世の地獄を見た」

 そう語ったときのその目には、生きる喜びに溢れていたとかいないとか。