【コンピュータ】Windows XP管理外のメモリをRAMディスクに

そんなわけで、ここ数日で盛り上がっているらしい、この話題。
とりあえず、解説サイトとまとめサイトを。
【特別レポート】32bit Windowsの管理外領域をRAM Diskに使う
Gavotte Ramdisk まとめWIKI - アットウィキ


自分で試したわけじゃないし、試せる環境でもないので、技術的な話はリンク先を見て頂きたいとしか言えないけど。
経緯とかいろいろすっ飛ばして言えば、「(メモリをいっぱい積んだ)Windows XPで、ものすごく役に立ちそうだけど、本当に役に立つのかどうかはまだ検証中な、裏技が見つかった」と。
ここで盛り上がっているのは、役立つことではなく、その裏技が存在したこと自体だってのがポイント。
今まではただ不可能だと言われていたことが、あまりにも綺麗にひっくり返ったので、興味のある人なら誰もが「マジで?」と目を輝かせて反応するくらいのネタになっている。

ちょっとだけ具体的に書くと、Windows XPのマシンには、メインメモリがいくら大きくても、約3GBまでしか使えなかったけれど。
裏技を使うと、ちょっとだけ回りくどい方法で(RAMディスクとして)、使えなかった場所も使えるようになった、と。
3GBってのがWindowsそのものにかけられていた制限なので、その上で動いている限りは不可能と思われていたが‥‥というお話。


しかしこの話の最大の問題は、可能性がものすごく広がっているようでいて、実際にはけっこう狭い範囲だけで完結してしまいそうな気もするところ。
そもそもが、メモリ4GBのXPなんて普通は売っていないんだから、持っているひとはなんらかの理由で、後付けで増設しているひとばかり。
んで、メモリを増設する理由のうち、かなりの割合を占めてそうなのが、ゲーム。そのほかに、動画編集とCG編集で、大多数になるんじゃないかと思う。
この時点で、ごくふつうのひとには対象外の話になってしまい。
さらに、裏技を実行するにもそれなりの知識が必要だし、実行しても効果をあげるためには使用するソフトごとに設定が必要。
そんなんじゃ、そりゃもう、役に立つのはごく一部のひとに限られるわけで。
ものすごくおもしろい発見なだけに、もったいない話ではあるんだけどねぇ。


 最近、某所で交わされた会話。

「ねぇ、Core2Duoで、メモリ2GB積んでて、ビデオメモリが256MあるGeForceで、30fpsに届かないゲームがあるって聞いたけど、知ってる? ほんとにそんなオーバースペック要求するの?」

「あぁ、アレ、か。うん、おおむね、事実。持ってないけど。うん、持ってないよ持ってないほんとうに」