【セキュリティ】Kasperskyに不具合

Kaspersky Internet Security騒動の裏に隠された真実 - ITmedia エンタープライズ
Kaspersky Internet Securityの、数日前に公開された更新を適用すると、画面の表示(特に文字)がおかしくなりましたよ、という話。
実際にどうなるか、というのはリンク先の写真を参照。
リンク先の記事には、「原因はメモリリークではないか」と書かれているけど、公式な発表はまだないようなので、真偽のほどは置いておくにして。
今日のネタにする理由は、その、なんだ。
カスペルユーザーで実際にその問題が発生していたにも関わらず、セキュリティホールmemoを見てはじめて、カスペルが原因だと知ったって事実が悔しいからなのデス。


正直、カスペルはまったく疑ってなくて、Sleipnir(通称「ぷにる」)の問題か、システムそのものの問題かと判断してた。
2回ほど発生したけど、どちらも、ぷにるのマウスジェスチャで「上の階層に移動」した直後のことだったので、うっかり騙された感じ。
昨日なんて、ここの日記を書いてる最中に発症して。パニックになりかけたけど、あちこちの文字が見えないままでどうにかエディタに書きかけの内容を貼り付け保存、再起動で乗り切ったわけで。
ブラウザだけじゃなくて、デスクトップも、エクスプローラも、エディタも、あらゆる部分の文字が消えていくのって、怖いよ?

原因については、上で「真偽は置いておく」とか書いたばかりだけど、セキュmemoではむしろメモリ破壊を疑っているようで。
うん、たしかに、「画面がおかしい」って一点を覗けば、他の動作はけっこう普通だったしなぁ。
アプリケーションの終了も、システムの再起動も、変に時間がかかることもなく、すんなり完了して状態復帰。
まぁ、数日中に、公式サイトで情報が出るだろうし、それを待つとしよう。
‥‥実はこっそり、まだ問題が起こるひともいるって話があるみたいだけど。


 前の知り合いのPCに、ウイルス対策ソフトを入れたときのこと。

 インストールが完了し、フルスキャンをかけているあいだに外出して、戻ってくると。そこには「キーロガー発見」の表示。

 慌てて、ネットバンキングやカード番号の入力をしなかったか確かめると、「わかんないからやってない」との返事。

 少しだけ安心して、まぁ今時分、対策ソフトもなしだとどこで拾ってもおかしくないからな、なんて思いながら調査開始。

 ってこれ、フリーソフトで普通に手に入るモノだし。しかもこっそり隠しフォルダに入れてるし。さらにネットワーク送信機能もないヤツだし‥‥

 発見したときとは、まったく違った意味の嫌な感じ。薄ら寒い誰かの悪意が、身体を通り抜けた気がした。

「えぇと、これ、ほかに誰か触っているひと、いる?」

「え? あー、うーん。いるといえば、いた、かなぁ‥‥」

 歯切れの悪い返事に、目の前が暗くなるくらいの面倒事を予感した。

・・・・・・・・・・

 実際にはそれほど面倒なことにはならず。

 もう完全に切れているから、との言葉を信用して、現状と解説と今後注意すべきことを、懇々と語るついでにテキストファイルにもして置いてきて、手を放すことにした。

 当初の目的だったソフトが、言葉どおりの意味で、今後の助けになってくれればいいんだけど、と思いながら。