【ゲーム】ソード・ワールド2.0
あ、発売日を一日勘違いしてた‥‥
それはそれとして置いといて、実は昨日発売だった『ソード・ワールド2.0』が、今日のネタ。
とりあえず、富士見書房のページと、SNEのひとのブログを貼り付けといて。
いつものように、大雑把な説明。
『ロードス島戦記』から誕生し、「日本でもっとも遊ばれているTRPG」としてルールブックやリプレイ、小説に展開していた『ソード・ワールド』が、このたび、今まで積み重ねた世界観も設定もすべて捨てて、新しいモノになりましたよ、というお話。
あぁ、「TRPG」は、「テーブルトーク・ロールプレイングゲーム」の略で、要はストーリーの中のキャラクターを演じて遊ぶゲームなわけで。
これはもう、説明するより、そうやって遊んでいる様子を読むほうが早いので、とりあえず「アルカトリアス」さんの、「ソードワールド・リプレイのページ」を参照のこと。
今日はソード・ワールドそのものについて語りたいわけではないので、そこは自重しておいて。
この『2.0』で注目すべきポイントは、世界からなにからリセットしてしまったこと。
「日本でもっとも〜」というのは誇張でもなんでもない事実なわけで、それにも関わらずリセットの決断を下したのはすごいことだと思う。
ルールブックを買い替えて、新しい世界に馴染もうと努力するほどのひとが、どのくらいいるのか。
その割合が、製作者の見積もりより大幅に下回れば、誰も遊ばずルールブックは売れず、余力がないので前のバージョンのサポートもできずで、誰もが損をする可能性もあるわけで。
いやいや、どうなるのか、興味深い。
春。はじまりの季節。新入生の季節。
「だってのに‥‥結局は、いつものメンツか」
「ほら、思ったとおり」
「入部希望、来ないもんですねぇ」
「やっぱり、アレ、部活紹介がまずかったか」
「面白いと思ったんですけどね。演説の最中に現れるモンスター。何故か勝負することになって、やってることはチマチマダイスロール」
「完全に引いてたな、一年生」
「ほらぁ、あれじゃインパクトがないからダメだって言ってた通りだよ」
「『ダイスを振って3の倍数ならバカになります』とか言ったのは誰だっけー?」
「やっぱりコスプレくらいしないとー」
「そんな目で私を見ても無駄だぞ」
「ダイスを聴衆に向かって撒くとか‥‥」
「あ、なんかダメダメなひとたちがいっぱいいまーす!」
いつものように騒いでる彼らが、戸口に隠れるように佇んでいる希望者らしき生徒に気づくのは、ひとしきり騒いで笑って、話し疲れたあとのことでした。