【技術】1600枚の鏡で太陽光を一点集中
http://wiredvision.jp/news/200806/2008061623.html
WIRED VISIONから、燃えるネタを。
いくつもの企業が、新しいエネルギー源として太陽「熱」を使った太陽熱発電を実用化、商業化しようとしているようで。
そのうちの一社が、イスラエルに開設した太陽光発電プラントの紹介記事。
「太陽熱発電」は、「太陽光発電」とは違い、多数の鏡で反射させた太陽光を一点に集め、その熱で水を水蒸気に変え以下略な発電方法。
要は、ソーラースパークライターを、ものすごくゴツくしで、発電のための機構を備えたもの。
施設の大規模化、発電電力の大容量化ができるために、火力発電を置き換えることができるかもしれない、と期待されている、らしい。
まぁ、そんな建前はどうだってよくて、とにかく、記事中の写真だ。
1600枚の鏡が、あたり一面に散らばり、そしてすべてこちらを向いている。
想像しただけで‥‥萌えるか燃えるかは、そのひとしだい、かな。
別記事によると、プラント一式を人工島にして、より効率のいい採光のために海上を漂うなんてモノまで、計画があるらしい。
ここまでくれば、SFだよ、サイバーだよ、パンクだよ。
日本にはだだっ広い海があるから、これが実用化されると、かなり幸せになるのかもしれないし、ねぇ。
「なんのつもりなんだよ、さっきの授業中」
俺は、やほーと手を振りながらこっちに向かってくるひなを睨んだ。
「ん? なにがぁ?」
「俺に手鏡で、ピカピカ光を反射して当ててたろ」
「あーぁ」
わざとらしく、ぽんと手を打つ。
「光通信」
「はぁ?」
「だから、光通信。ぴかぴか」
こいつは何を言っているのか、理解するためには、数秒の時間を必要とした。いや、本当に理解できてるのかどうかも怪しいが。
「だから、光通信。速いよ? ぴかぴか」
そういえば、昨日、いちばん速い伝送方法はなんだって話になったっけ。
「却下。エンコードとデコードと、解釈に時間がかかりすぎる」
「えー。あ、でも、ぴかぴかが嫌なら、両手の指を使えば、パラレルで10ビットだよ」
「読むほうがシリアルだから、却下」
「じゃあ、ほら、手旗信号でぱたぱた」
「モンティ・パイソンみたいだから却下」
「む、なら、仕方ない」
と、ひなは帰っていった。というか、今のは納得できるところなのか?