【ネット】Webページで行間はどのくらいにしましょうか?

第3回 Webページで行間はどのくらいにしましょうか? | 日経 xTECH(クロステック)
Webページをデザインするときに、自分でスタイルシートの設定までするひとにとっては、参考になるともならないとも言える記事。
いくつかの「代表的な」サイトで、行間をどのくらいにしているのか、調べてみたというだけなんだけど。
ここで本題に入る前に、スタイルなんて考えたこともないってひとのために、簡単な解説から。
「文章の読みやすさ」といったときに、その内容には関係なく、ただ見た目のデザインの観点から考えても、いくつものパラメータがある。
そのうち「行間」の占める割合は、けっこう高い。行間のぎっしり詰まった長文なんかは開いただけで読む気が萎むし、行間が空きすぎていても不自然だ、ということは想像できるだろう。
で、Webページを作るための言語、HTMLでは、スタイルシートという仕組みを使って、「line-height」というパラメータで、行間を自由に設定することができる。
基本的にこのパラメータは相対的な割合で記述して、「1」とか「100%」だと、上の行と下の行がぴったり接している状態。「2」とか「200%」とかにすると、行間には、もう一行がぴったりと収まるだけの幅が空く。
と、まぁ、この数値にこういう意味があるとだけ知っていれば、上の記事は読めると思う。


で、だ。
結果としては、(使っている場所にもよるけど)ほぼ1.3〜1.6の範囲内で収まっている、らしい。
たぶんこれは、自分で指定しているひとにとっては、「やっぱりそのくらいだよね」と納得する数値だろうと思う。
だから「参考にならない」わけなんだけど、単位による挙動の変化とか具体的な数値とか、「俺はこれでメシ食ってるんだから当然ぜんぶ理解してるぜ」ってひとでもなければ参考になるとは思うので、読んでみても悪くないかと。


‥‥大昔の、自分で書いたHTMLを発掘したら、font sizeとbrで行間を調整した、化石のような表現が見つかるんだろうな。


  #I,#you
  {
    margin:0;
  }

 いつものように、彼から彼女に送られる、こんなメッセージ。


  #I,#you
  {
    margin:0;
    padding:50%;
  }

 そしてまたいつものように、彼女から彼に、こんな返信。

 彼はちょっと考えて、キーボードを叩く。


  #I,#you
  {
    margin:0;
    padding:50%;
    position:absolute;
    left:0;
    top:0;
  }

 そして最後も、いつもの通り、ぬいぐるみが宙を駆けていく。