【ネット】Google Map Street Viewが日本対応

さっそく盛り上がって、いろいろ遊ばれているような、ストリートビュー
とにかく一度、触って遊んでみると、おもしろすぎて抜け出せなくなりそうなくらい、楽しくなってしまう。
ストリートビューの概要と Google マップへの投稿方法について
気分的な問題かもしれないけど、IEよりFirefoxのほうがサクサク動いてくれる気がするので、参考までに。


ニュースサイトは、GIGAZINEとかCNETとかITmediaとか。
Google Earthのときの衝撃もすごかったけど、こっちもかなりのインパクト。
当然のように、さっそく、ヘンのモノ探しをはじめているひとたちもいて。
日刊スレッドガイドなんか見ると、おもしろさ(と怖さ)がじゅうぶんに理解できると思う。


そう、その「怖さ」ってのはかなり大事。
すでに世界各地ではそれなりに騒ぎも大きくなっていて、プライバシー侵害で訴訟を起こされてもいる。
Googleのスタンスとしては「プライバシーには十分に配慮、個人が特定できないようにもするし、問題があれば通報してくれれば対応する」らしいんだけど、その一方では[、「現代の衛星画像技術では、現代の砂漠においてさえも完全なプライバシーは存在しない」:title=、「現代の衛星画像技術では、現代の砂漠においてさえも完全なプライバシーは存在しない」]と口走ったりもしているらしい。
個人的には、いまの状態ならGoogleのやっていることが不十分だとも思わないけど、ちょっと考えてみた。
いまでさえ、法的な判断は技術のあとを追っているわけで。
もしこのまま技術がもっともっと進歩して、それこそドラえもんの世界くらいまで進歩して、「世界中のどんな場所でも、リアルタイムの映像が」見れるようになってさえも、法の整備が追いついていないなら。
自らの情報をどうやって守れるのか。
これでは立派な、ホラーになってしまう。


ホラーのおまけに、この動画も、ぺたり。
Google Maps (Part I of "The Googling") - YouTube

 わたしがむかし、3年間ずっと歩いていた道に、不思議な家があった。

 道に面した窓に、毎日違う本を、表紙が外に向くようにして立てかけていた。

 文学からミステリィ、外国の絵本や頭脳パズル、果ては時刻表まで、いったい誰が読んでいるのだろうと思いながらその道を歩き。

 はじめはその行為だけに向いていた興味が、本そのものを対象としたものに移り変わるまで、そう時間はかからなかった。

 並んだ本をぜんぶ手に入れるだけの手段も、ぜんぶ読んでしまうだけの時間もなかったけれど、いいかもと直感した本くらいは、あちこちを探し回ってでも手に入れた。

 当たりも外れもあったけど、それらはすべて、いまのわたしが存在するための源泉となっている。

 そして、わたしは、決意する。

 わたしの手で、その不思議な家を物語として封じ込め、遠い日の謎を解き明かすことを。